肌の湿疹・赤みなど「皮膚障害」を予防するために、暮らしの中で出来る事

肌の湿疹・赤みなど「皮膚障害」を予防するために、暮らしの中で出来る事

皮膚障害の原因は?

皮膚障害の主な要因は、治療で肌の細胞がダメージを受け、角質層の水分保持機能やバリア機能が低下することです。
皮疹、ニキビ、乾燥、かゆみ、色素沈着、発赤、脱毛、爪の変化など症状は多岐に及び、疼痛を伴う場合もあります。
日常生活にも大きな支障が出る皮膚障害は、予防と早期の対策が大切です。少しでも肌の変化を感じたら主治医に相談してみましょう。

皮膚障害を予防するために出来る事

  • 常に皮膚を清潔にする
  • スキンケアでしっかり保湿する
  • 肌にやさしい洗浄方法を心がける
  • 刺激の少ない洗浄剤を使う
  • 肌を圧迫する服装やアクセサリーは避ける
  • 手袋やスカーフで肌を保護する
  • 紫外線を避ける
  • お風呂は高温を避けぬるま湯にする

暮らしで注意すること

  • 加湿器などを利用して適度な湿度を保つ
  • 肌に直接触れる下着類は天然素材(綿や絹)を選ぶ
  • 痒みがあっても肌を強くかかないように気をつける
  • 手や爪は清潔にする

■皮膚障害が起こりやすい抗がん剤
ブルスファン、ダガルバジン、シクロホスファミド、フルオロウラシル、メトトレキサート、シタラビン、ブレオマイシン、ドキソルビシンなど。

また、肌トラブルもケアを積み重ねても治るのに時間がかかることがあります、即効性を求めるのではなく根気強くケアを行いましょう☺️


写真画像 著作者:Woman photo created by jcomp – www.freepik.com
参考文献:ドクターが教える 抗がん剤治療がラクになる生活術

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