よくある抗がん剤の副作用「骨髄抑制」「食欲不振・吐き気」の対処法

よくある抗がん剤の副作用「骨髄抑制」「食欲不振・吐き気」の対処法

副作用の中に「骨髄抑制」「食欲不振・吐き気」があります。比較的よく出るこの2つについて詳しく解説していきます。

骨髄抑制

症状

抗がん剤治療をはじめてから少し時間が経つと、骨髄の働きが低下し、赤血球・白血球・血小板の生産量が低下します。
特に白血球の数が少なくなると、細菌感染の可能性が高くなり肺炎などにかかりやすくなるため、白血球の生産量の低下には気をつけなければいけません。どの程度白血球が減るかは、抗がん剤の量や種類、その人の体質によります。
貧血に関しては、血液検査のヘモグロビン濃度(Hb)という項目で確認でき、貧血が強い場合だるさを感じることがあります。

対処法

この時期は人混みを避け、マスクをするようにしましょう
白血球の数は一時的に低下してもその後自然に増えてきます。
38度以上の熱があったり、寒気がする場合は、細菌に感染した可能性があるので、早めにお医者さんへ連絡をしましょう。
がんに関わらずもともと貧血の人は原因を探り(日常の食事での鉄分不足など)対処していけると良いでしょう。

食欲不振・吐き気

症状

抗がん剤を受けてから数日間はこれらの症状が出やすくなります。
最近ではよく効く吐き気止めの薬ができたため、以前と比べて吐き気や嘔吐を抑えられるようになっています
これらの症状がでたら我慢せずに医師へ相談しましょう。

対処法

自宅などで吐き気が生じた時は次のようなことを試してみましょう。

  • 冷水やレモン水でうがいし、口の中をさっぱりさせる
  • 窓を開けて換気をし、新鮮な空気を吸う
  • 胃に枕を当てて腹這いになったり、身体を曲げて横向きに寝る
  • 背中をさする
  • 音楽を聴くなどの気分転換をする
  • 体を締め付けない衣類を着る
  • 匂いの強い料理は避ける
  • タバコの煙を避ける
  • 油っぽい食事を避け食べる量を減らす
  • 吐き気を抑える効果がある「内関」というツボを押す

 
その他の抗がん剤についての記事も参考にしてください。
 

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参考文献:抗がん剤を受けるときに読む本 - 著者 加藤隆祐

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