感情と体は連動しています。 そのため、呼吸を使って体をリラッ…
心の問題の相談先や、ケアを受けるための窓口は、ひとつではありません。精神腫瘍科などの専門家を訪ねるほかにもできることがあります。
初めから精神科などの専門家を探さなくても大丈夫
心の問題を解消するには、何から始めればよいでしょう。
苦痛の深さや重さによっては、精神腫瘍科や精神科といった専門家のケアが必須になることがありますが、それは落ち込みや不安が長く続いたり、何日も眠れない・何も手につかないなど、日常生活に影響が出ているような場合です。
そうなる前に、親しい人に話を聞いてもらったり、リラクセーションなどのセルフケアをしたりすることで、少しずつ軽快に向かうという道もあります。
また心の問題やセルフケアに関する知識・情報を得ることで、よりよい対策を考えることもできます。
サードプレイスからは、自律神経を整えるための呼吸の方法や、自分で出来る心のケア方法をまとめています。
病気とうまく付き合っていくために、日々のストレス解消も大切に…
「家族や友人には、がんになった自分の気持ちがわからない」という気がして、孤独を感じる場合もあるかもしれません。
そのときは、患者さん同士が語り合える「患者会」や病院などで開かれている「患者サロン」、また最近はコロナウイルスの影響もあり広がっているオンラインのイベントやSNS等で繋がりを持ってみるのはいかがでしょう。
■心の苦痛に対処するための複数の方法
参考文献 : 国立がんセンターのこころと苦痛の本 - 監修 清水研 / 里見絵理子 / 若尾文彦