「つらさと支障の寒暖計」で、心の苦痛の度合いを数値で表す方法

「つらさと支障の寒暖計」で、心の苦痛の度合いを数値で表す方法

こちらの記事では、不安や落ち込みがあることは自然な症状であること、また「こころの苦痛のサイン」にはどのようなものがあるかを記載しました。

体や気分にあらわれる「心の苦痛」のサインにはどんなものがある?

不安や落ち込みは「弱さ」ではなく「自然な反応」 がんだとわか…

病気になると、時にその病気のことや個人的な問題で気持ちがつらくなることがあるかもしれません。
今回は、その「つらさ」や「支障」の度合いを数値であらわす「つらさと支障の寒暖計」という方法を紹介させていただきます。

つらさと支障の寒暖計

Step.
1

この1週間の気持ちのつらさを平均して、寒暖計の中の最もあてはまる数字に〇をつけてください。
0が「つらさはない」で、数字が大きくなるにつれてつらさの程度も強くなり、10は「最高につらい」を表しています。

Step.
2

その気持ちのつらさのために、この1週間どの程度、日常生活に支障がありましたか?
下の寒暖計の中の最もあてはまる数字に〇をつけてください。

「気持ちのつらさ」が4点以上、かつ下の「支障」が3点以上の場合、「うつ病」または「適応障害」の可能性があります。

ただし、がん告知や再発の告知などの悪い知らせの直後は、だれでも点数が高くなります。あくまでもひとつの目安ですが、2週間ほどで落ち着いてくる人が多いです。
悪い知らせの後、約2週間が経っても点数が高い場合は、心のケアの専門家に相談することを検討してみるのが良いでしょう。
 



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参考文献:国立がんセンターのこころと苦痛の本 - 監修 清水研 / 里見絵理子 / 若尾文彦

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