検査にかかるお金 がんと診断される前に受けた人間ドッグや健康…
がんの種類や治療フェーズによって、かかる治療費は大きく変わってきますが、実際にどれくらいの治療費がかかった方が多いのか閲覧可能なデータを調査し、まとめてみました。
実際にどれくらいの治療費がかかった?
少し前のデータになってしまいますが、特定非営利活動法人 日本医療政策機構が患者さん1446人行ったアンケート「がん患者意識調査2010年」によると、年間で最も多く支払った年の治療にかかる平均の費用は約115万円でした。
出典:患者が求めるがん対策 vol.2~がん患者意識調査 2010年~(特定非営利活動法人 日本医療政策機構)
胃がん/気管支・肺がんにおける、ステージごとの医療費は?
胃がんと肺がんにおける医療費のデータから見てとれるように、ステージが進むにつれて医療費がかさむわけではなく、手術をするか等、行う治療によって医療費が異なりそうです。
ステージ | 胃がん | 気管支・肺がん |
---|---|---|
ステージⅠ | 1,105,120円 | 865,382円 |
ステージⅡ | 1,666,558円 | 806,047円 |
ステージⅢ | 978,692円 | 517,796円 |
ステージⅣ | 725,711円 | 851,542円 |
かかってくるお金はがんの種類や治療によって大きく差があります。治療を始める際には、現状どれくらいの費用がかかる事が予測されるか把握しましょう。その上でサポートになる制度を活用し、経済的な負担を極力減らしていけると良いと思います。
がん治療にかかってくる、お金の見通しを立てよう①と②では、かかるお金の具体的な内訳を説明しています。
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