2017年から小・中・高で取り組まれる「がん教育」について

2017年から小・中・高で取り組まれる「がん教育」について

日本における、学生へ向けたがん教育について

国の政策転換として、小学校から高校生までの学生へのがん教育が始まりました。

「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指すこと」を全体目標とする第三期がん対策推進基本計画(2017~2022年度)でもがん教育、普及啓発が重要施策として盛り込まれています。

■文部科学省より

  • 「がん教育」の在り方に関する検討会において、がん教育の在り方を整理
  • 新学習指導要領(中学校及び高等学校の保健体育科)に「がん教育」を明記
    ※中学校は、2021 年度全面実施。高等学校は、2022 年度入学生より年次進行で実施。
  • がん教育推進のための教材等の作成・周知
  • 地域の実情に応じたがん教育の取組を支援
  • 全国でのがん教育の実施状況を調査
  • がん教育研修会及びシンポジウムの実施

平成29年度における、がん教育実施

学校でのがん教育は全国37,401校の小中高等学校のうち、56%と過半数以上である21,239校が実施しています。

若いうちからがんの正しい知識を身に付け、将来検診を受けてほしいと言う目的から、医師やがん経験者を招いての特別授業を行っている学校もあります。
がんを知る事は、命と向き合い、毎日を大切に生きることにもつながります。

学生のがんへの理解が深まる中で、さらに大人へのがん教育も重要になってきます。
がん教育は、がんになる前に行うことが肝心ですが、がんのことを知らないままの大人が大勢いるのが現状です。
「国民病」であるがんで多くの人を失うことがないよう、病気になった個人の問題と捉えるのではなく、社会全体で対策し支援していくべきだと思います。



ベクトル画像 著作者:School vector created by upklyak – www.freepik.com
参考URL:初等中等教育局健康教育・食育課説明資料
参考文献:がん検診のススメ第4版「先生、がんから身を守るには、どうしたらいいでしょうか?」 – 監修 中川恵一

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