病気とうまく付き合っていくために、日々のストレス解消も大切に…
以前こちらの記事で様々なリラクセーション法について触れました。
今回は、その中の足浴(足だけを入浴する)について、まとめたいと思います。
足浴と足湯の違いは?
足浴とは、身体の一部分をお湯につけて洗う、入浴法のひとつです。
足先(くるぶし程)までをお湯につけ、じっくりと温める足湯に加えて、爪先から膝あたりまでを洗浄もするのが足浴です。
足浴の効果・目的
●全身の血行促進
血液の循環が促されると、新陳代謝を高めることにつながります。また、足先の血行を促進することは床ずれや拘縮(こうしゅく)の予防効果も期待できます。
血液の循環が促されると、新陳代謝を高めることにつながります。また、足先の血行を促進することは床ずれや拘縮(こうしゅく)の予防効果も期待できます。
●皮膚状態の観察・改善
足の状態を観察し皮膚の異常などを早期発見することも目的のひとつ。また爪が切りやすくなり、汚れやすい足をきれいに洗って清潔を保つことで、感染症なども予防します。
●リラクセーション効果
爽快感や精神的な安らぎがもたらされることで、不眠の解消や疼痛コントロールにつながります。
足浴の方法
用意するもの
・足浴器(または大きめの洗面器・バケツ)
・汚水用のバケツ
・40℃ 前後のお湯(洗面器用と足し湯用)
・タオル・バスタオル
・防水シーツ(またはビニールシート)
・泡ソープ
・飲み水
・汚水用のバケツ
・40℃ 前後のお湯(洗面器用と足し湯用)
・タオル・バスタオル
・防水シーツ(またはビニールシート)
・泡ソープ
・飲み水
足浴前に準備すること
・体調や足の状態を確認
・15分〜30分前までに水分補給をしておく
・足元に防水シーツを敷いてから洗面器を置く
(足し湯用の40度前後のお湯は、湯を沸かした状態のティファールを用意しておくなどの方法もあります)
・15分〜30分前までに水分補給をしておく
・足元に防水シーツを敷いてから洗面器を置く
(足し湯用の40度前後のお湯は、湯を沸かした状態のティファールを用意しておくなどの方法もあります)
座りながら足浴する場合の手順
①ベッドの高さが調整できる場合はしたり、椅子を用意するなど、楽に座れる姿勢を保ちます。
②ゆっくりと片足ずつお湯に入れて、足を温めます。
③泡ソープを使い、足首から膝のほうへ向けて洗います。
④爪先から足首までを泡ソープで洗います。足裏は丸めたタオルで力強くこすり洗いをします。
⑤水を換えてしっかりとすすぎ、乾いたタオルで念入りに水気をふき取ります。
⑥皮膚が乾燥している場合は、クリームなどで保湿すると良いでしょう。
②ゆっくりと片足ずつお湯に入れて、足を温めます。
③泡ソープを使い、足首から膝のほうへ向けて洗います。
④爪先から足首までを泡ソープで洗います。足裏は丸めたタオルで力強くこすり洗いをします。
⑤水を換えてしっかりとすすぎ、乾いたタオルで念入りに水気をふき取ります。
⑥皮膚が乾燥している場合は、クリームなどで保湿すると良いでしょう。
寝たまま行う場合の手順
①ベッドは平らにして体を上方にずらし、足元に広めのスペースをつくります。
②膝を立ててもらい、ひざ下に枕やバスタオルを入れて楽な姿勢を保ちます。
◎洗い方は、「座りながらの場合」と同じ方法です。
②膝を立ててもらい、ひざ下に枕やバスタオルを入れて楽な姿勢を保ちます。
◎洗い方は、「座りながらの場合」と同じ方法です。
足に水虫(足白癬・爪白癬)がある場合は、片方を洗ったらお湯を換えます。足を十分に乾かしてから靴下をはくようにしましょう。
また、足浴用のグッズも色々とあるようなので、用途に合わせて使ってみるのも良いかもしれません。