がん研究の進展とともに、私たちの身体の中では毎日がん細胞ができていることが分かってきました。

健康だったり、親族にがんの方がいなくても、生きているだけで1日の間に体内で多くのがん細胞が発生し、リンパ球などの免疫細胞により消滅しています。

いま、人生100年時代と言われています。長生きすれば、当然免疫も落ちますし体が老化します。
もしこのまま寿命が伸び、長生きする時代になれば、ほとんどの人が当たり前にがんを経験するようになるかも分かりません。

がんは、誰の身にいつ起こっても不思議ではない身近な病気なのです。

参考文献：がん宣告「される前に！」「されたら！」まず読む本 – 京都府立医科大学前学長 吉川 敏一 (著)