コロナウイルス感染者が再び都心部では増えてきて、ニュースが連日飛び交っていてます。特に持病を持っている方は不安が募るかと思います。
今は暑くなってきたので、涼しいものや様々なマスクが販売されています。
ウイルス対策として「マスクはしないよりはした方が良い」ということは、TV等で検証されているのを目にします。では、実際にウイルス感染において効果があるマスクはどの様なものかをまとめてみました。
マスクの種類別効果
マスクの種類は大まかに分けて、3つあります。
ガーゼマスク
保湿の効果は高いが、ウイルスなど小さい粒子をカットする効果は低い
ポリウレタンマスク
通気性がよい。花粉やホコリをカットできるといわれてるが、一般的にウイルスをカットする効果は低い
不織布マスク
不織布とは繊維を織らずに様々な方法で結合させたもので、不織布を重ねたりフィルターを使用することで、目の細やかさを調整できる。中には医療用で使用されている性能が高いものもある。
マスクの性能について
上記で示した3種類のマスクの中で、ウイルスカットを目的とするのであれば不織布マスクを選ぶのが良いようです。
不織布マスクにも色々あり「99%カット」と等と記載されている商品を多く目にすると思います。
マスクの性能を表すものとして*PFE・BFE・VFEというものがあり、何をカットしているのかも確認する必要があります。
*PFE(微粒子ろ過効率)-試験粒子(0.1μm)が捕集(カット)された測定値、BFE(細菌ろ過効率)-細菌を含む粒子(約3μm)が捕集(カット)された測定値、VFE(ウイルスろ過効率)-ウイルスなどの飛沫(約0.1㎛~5.0㎛)が捕集(カット)された測定値
ウィルス性の感染予防には、VFEやPFEの数値がより高いものを選ぶと良いみたいです。(BFEは花粉などのウイルスよりも少し粒子が大きいものが対象となります。)
マスクの正しい付け方
マスクをつけていたとしても顔とマスクとの間に隙間がありウイルスを含んだ飛沫の吸入を100%防ぐことはできませんが、正しくつけることでマ初めて効果を得ることができます。
また、顔との隙間がなるべくないように自分にあったサイズ・形のマスクを選択し、必要に応じてゴムを結ぶなど顔にフィットさせる工夫をしてみましょう。
効果のない装着例
マスクのはずし方
マスクの表面には、風邪やインフルエンザなどのウイルスがついている可能性があります。
そこで、マスクの表面には触らず、耳の付近のゴムをつかみ外しましょう。その後、すぐに手を洗うようにしましょう。
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参考URL:マスクの効果と正しい使用方法 – 自治医科大学附属さいたま医療センター
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 | マスク