がんを進行させない!食事で気をつける4つのポイント

がんを進行させない!食事で気をつける4つのポイント

がんが進むスピードに影響を与える要因には、免疫細胞の働きがあり、それは食事療法によっても引き出されることが分かってきました。
医学的にはまだそのような事を示す研究結果は少なくはありますが、例えば脂質の取りすぎを止める事で、乳がんの方の生存期間が長くなるというデータなど出てきています。今後も日々アップデートされていく事でしょう。

No.
1

動物性タンパク質🐖を控える

魚介・肉・卵などに含まれているのが動物性タンパク質です。
動物性タンパク質は現代人は摂取する量が増えがちですが、脂質やコレステロールの数値が高いものが多く、植物性と動物性のタンパク質の摂取が1:1になるよう心がけると良いとのことです。
またハムやソーセージなどの加工食品は控えましょう。

No.
2

添加物、糖質、悪い脂質、遺伝子組み換え食品、乳製品を極力避ける

添加物にも様々なものがありますが、食品の腐敗・変質を遅らせて保存性を良くする保存料、酸化防止剤などは避けましょう
食品添加物について日本の基準と外国の基準はいまだ統一はなされていないため、特に発展途上国の輸入食品から日本では許可されていない添加物が検出されることがあります。
その他、輸入の柑橘類の果物🍋に使われるポストハーベスト農薬は食品添加物に分類されます。食べる場合はよく洗って皮は口に入れないようにしましょう。
※スーパーで、レモンなどの柑橘系果物のポップに「防カビ剤OPP、TBZ、2,4-D」といった表示を見かけたことがあると思います。この「2,4-D」という農薬はかつてベトナム戦争で使われた「枯葉剤」と同様の成分で、薬剤の製造過程で副産物の含まれるダイオキシン類が混入し現地で奇形をもつ子供が生まれる原因とされました。

No.
3

食物繊維、ビタミン、ミネラルを摂取する

野菜🥦、果物🍎をバランスよく食べましょう。
また、その時に旬の野菜や果物は他の時期と比べて栄養価が高くなります。

No.
4

食事を通して体内のデトックス(排毒)を促す

腸を整える大切さと食物繊維については、こちらの記事も参考にしてみてください。
 

腸内細菌を味方にして免疫を高める方法と食材

免疫細胞を活発にさせるために 免疫を担当する細胞の6割は小腸…

普段から、食事の内容に注意することは、がんの克服を助けます。
まずは無理をせず美味いと感じるものを健康に食べられる事が1番です…!



参考文献:抗がん剤治療を受けるときに読む本 – 著者 加藤隆祐 小樽協会病院消化器内科主任医長。日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、がん治療認定医、日本消化器内視鏡学会専門医。
参考URL:ポストハーベスト農薬 – Wikipeia
ポストハーベスト – 農業の知識

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