抗がん剤治療中、髪の毛はどうするのが良い?薬剤別の治療による脱毛について

抗がん剤治療中、髪の毛はどうするのが良い?薬剤別の治療による脱毛について

副作用として起こる外見的なことで髪の毛の事は、特に女性の方は心配に思う方も多いかもしれません。
抗がん剤治療を受けるからといって必ず脱毛するわけではありません。
使用する薬剤の量や種類・組み合わせ方や使用期間、また個人の年齢や毛量などによっても程度は変わります。

また、治療が終われば多くの場合、髪の毛はおおよそ元に戻ります。
個人差はありますが、平均的に治療終了後3ヶ月で発毛に向かい、半年〜1年程で全体の髪の毛が生え揃うことが多いようです。

抗がん剤の脱毛頻度(単独で使用した場合)


〜10% ゲムシタビン(ジャムザール)、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(TS-1)、フルオロウラシル(5-FU)、タモキシフェン(ルノバデックス)、アナストロゾール(アリミデックス)
10%〜50% シスプラチン(ランダ・ブリプラチン)、カルボプラチン(パラプラチン)
50%〜90% ドキソルビシン(アドリアシン)、シクロホスファミド(エンドキサン)
〜90% パクリタキセル(タキソール)、ドセタキセル(タキソテール)

*()内は商品名

治療に入る前に、髪の毛はどうするのがいい?

説明した通り治療などによっても差は様々です。
そのため治療に入る前に髪の毛は短くした方がいいのか、というのは受ける治療による脱毛副作用の一般値から判断し最終的に自分で好きなよう決めても良いと思います。
長い髪の毛が抜けるのは嫌だからさっぱりして治療に望んでもいいですし、人と会う時は帽子を被れば後れ毛が見える程度の長さを残しておくと便利、ということもあります。
治療してみてやっぱり切りたくなった場合、大きい病院でしたら、院内に美容室があったり、美容師さんが切ってくれるサービスがある所もあります。

もし治療してからウィッグが必要になった時に買いに行けなかったらどうしよう。と不安に思う方もいるかもしれません。
そんな時は、ウィッグメーカーの病室や自宅への訪問サービスや、いくつか宅配便でウィッグを送ってくれるフィッティングサービスが利用できます。
ウィッグは高価なものが多いですし、このサービスを利用したからといって必ず購入する必要はありません。

こちらの記事で、自宅で試着ができる通販サイトや、皆が実際に使っているウィッグの予算感などアンケートもまとめています。
 

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参考文献:
女性のがんと外見ケア – 東京大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科学 助教 がん相談支援センター副センター長 分田貴子(著)
臨床外科 2015年 5月号 特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策

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